法輪寺さんです。「法輪寺は斑鳩の里でも北方にあり,土地の名によって三井寺(みいでら)ともよばれています。三井(みい)の地名は古く、聖徳太子が飛鳥の里より三つの井戸をこの地にお移しになったところから起こったと伝えています」・・・とのことです。
法隆寺の辺りを北へ向かって歩いて斑鳩神社を過ぎて・・・で,遠方に三重塔が見えてきます(日曜の朝で,法隆寺CCへ向かう高級車に撥ねを掛けられないように気をつけながら近付いていきました)。
瀟洒な風情の佇まいでした。創建には二説が伝えられているそうです。ひとつは、推古30年(622)聖徳太子がご病気になられた折,太子の御子山背大兄王がその子由義王らとともに太子のご病気平癒を願って建立されたという説(巻子本『聖徳太子伝私記』引用の『寺家縁起』),もうひとつは、天智9年(670)の斑鳩寺焼失後、百済開法師・圓明法師、下氷新物三人が合力して造寺したとする説(『聖徳太子伝暦』『上宮聖徳太子伝補闕記』)とのことです。
いづれにしても,斑鳩の里をそのまま体感という感じです。
雨に煙るお庭も瀟洒な感じですてきでした。この頃は,結構は降りで,傘も使ってましたけど,肩の辺りは可也濡れ濡れで・・・。